双姫 IV 番外編



後ろを振り向くと居たのは芦喜と実喜姉。


あーあ…見つかっちゃった。


『でも、鬼ごっこは捕まる迄だからね。』


私の後ろは運悪く壁。

普段ならバッタリ会った時の為に
抜け道がある所に誘うんだけど、
頭ん中混乱してたから…ハァ……。


「僕らは『神龍』って族なんだよねぇ〜?
知らないと思うけど、世界一なんだ♪

だから、
アンタに好き勝手に暴れられたら困るって訳!」


「お願いだから大人しく来て。
無駄な争いはしたくないから。」


え、それじゃつまんないじゃん。


ジャリッ!


勢い良く地面を蹴って突進して行く。


「「ッ!?」」


予想もしてなかったのか、
芦喜と実喜姉はマヌケな顔をしていた。