後ろを振り向くと居たのは芦喜と実喜姉。
あーあ…見つかっちゃった。
『でも、鬼ごっこは捕まる迄だからね。』
私の後ろは運悪く壁。
普段ならバッタリ会った時の為に
抜け道がある所に誘うんだけど、
頭ん中混乱してたから…ハァ……。
「僕らは『神龍』って族なんだよねぇ〜?
知らないと思うけど、世界一なんだ♪
だから、
アンタに好き勝手に暴れられたら困るって訳!」
「お願いだから大人しく来て。
無駄な争いはしたくないから。」
え、それじゃつまんないじゃん。
ジャリッ!
勢い良く地面を蹴って突進して行く。
「「ッ!?」」
予想もしてなかったのか、
芦喜と実喜姉はマヌケな顔をしていた。



