双姫 IV 番外編



「お願いだから一人で突っ込まないでね!?
いっっっつも言う事聞かないんだから!」


「実喜ぃ……。
僕がお兄ちゃんって事忘れてないぃ〜?」


「双子なんだから関係ないわよ。
ほらほら、路地裏探す!」


グイグイと背中を押されて路地裏に入る。


「お、押さない……ッ!?」


「……ちょっと…「シィー!」な、何?」


「誰か居る。」


暗い路地裏の奥を目を細めて見る。

そこには…手から血を滴らせ、
呆然と立っている奴が居た。