琉駕side 「朱音!!」 左目を押さえ、黙った朱音を揺さぶる。 『……大丈夫…なんともないよ。』 「「ッ!?」」 そう言って俺達を見る朱音の瞳は 僅かな光も消え去っていた。 『神龍』元初代総長 通り名『黒龍』の名を 持っていた俺でさえも一瞬、怯んだ。 『じゃあ、行くね。』 「朱音!」 お構いなしに部屋から 出て行こうとする朱音を引き止める。 「どこへ…行くんだ?」 『……友達の所だよ。』 そう言って朱音は出て行った。 琉駕sideEND