紘side


「……?」


急に黙った
『嵐王』の下っ端三人を不思議に思う。


『紘にぃ、まだ?』


「朱音!いつの間に!?」


朱音が後に居ても全然気付かなかった。


『遅いから待ってらんないよ!
ほらほら!早く帰ろ?』


「あ、あぁ……。」


急かされてバイクに乗る。

三人を見るとまだ青褪めたままだった。


紘sideEND