近付くとやっぱりあの三人だった。 「お前らを潰しに来たんじゃねぇよ。 「どいてくれないか」って言ってんだよ。」 「な、なんだ……。」 ふーん、紘にぃも覚えられてるんだ。 強いからかな? 安心した顔が私を見て一気に青褪めた時には 吹き出しそうになった。 「あ……おまッ!!」 いらない事を言う前に指を口に当てて ジェスチャーする。 何も喋るな。 その意味を込めて。 三人は私の思惑通りに口を噤(つぐ)んだ。