ある時僕らは喧嘩した。暇潰しだからどうでもいいはずなのに、どうしてだろう。涙が出てくる。なんだろう。この気持ち。辛い、苦しい。仲直り、したい!!
何でだよ、僕は…こんなの知らない。知らない。こんな気持ち知らないよ…。
次の日学校を休んだ。その日の夜、あいつは家に来た。部屋に入ってきて。顔を見てこう言ったんだ。「昨日はごめん。言い過ぎた。俺お前の優しさに漬け込んでた。ほんとごめん。良かったらまた仲良くしてください。」それは真っ直ぐな目だった。なにか一つを夢中に見つめる目。その瞬間僕の目に涙が溢れた。そして、2人で抱き合いよりを戻した。
僕はその時知った。友情と言うものを愛というものを。今まで知らなかった事をあいつは教えてくれた。僕は人生で初めて楽しい時間が出来たよ。ありがとう。もう自分作りを止めた僕は今、最高にいい日々を送っています。