翌日




クラス分けの大きな看板を見上げる。生徒がたくさんいるから低身長の私にとっては地獄......



「おい!」


急に声をかけられる


「きゃあ!...ってゆづか~。びっくりさせないでよ!」

 
「彩月と魅月とみぃ、全員D組だぞ」


「本当に♪やったあーまた一緒~♪」


ようやくD組の上のあたりで自分の名前を見つける。


「あっ」


首席番号39番のところに緑ちゃんの名前があった。同じクラスなんだ!


「浅坂さんおはよう。同じクラスだね。」


緑ちゃんが優雅に微笑んで挨拶してきた。