先生の彼女です。2nd





「それではこれをもちまして、第14回ちょろる新人モデルオーディションを閉会させていただきます。ご来場してくださいました皆さん、ありがとうございます」






ステージから降りた瞬間



「おめでとう」


「おめでとう彩花」




お母さんの来れなかったはずのお父さんがいて、お母さんはぎゅっと抱きしめてくれた





なんだか緊張からほぐれたらズキズキと頭の痛みと吐き気がまた戻ってきた





「ケホケホッ…ゲホッ」



「彩花?」



「ん…んん…」





力も抜けてぺたりと座り込む





「どうした?」



顔をのぞき込むお父さん




「あ、たま…気持ちわる」



「頭痛いの?と、気持ち悪い?」





こくりと頷く





「熱中症かな。病院行こ」






最悪だよ…




最高なのに。最悪だ。