先生の彼女です。2nd

「お疲れ様」



車に乗って家に帰る途中



「…絶対不合格だよ…」




ひざに顔を埋めた彩花が鼻をすすりながら言う



「大丈夫だよ。彩花は悪くないでしょ?」



「…こんなよわっちぃ私を使おうなんて思ってもらえないもん」




「そんなことない」




「あるよ…」





まだ体調がよくない彩花は車の中で寝てしまった