「……ふわ…ふわ」 「ん?」 「…ふわ、ふわ…する」 かれこれ30分も眠れない咲の隣にいる 「熱上がったのかもな」 「なんで……」 「何も考えないで寝てみ?いろいろ考えすぎるから休めてないの」 「だって眠れないんだもん…」 「目瞑ってれば眠れるから」 納得いかないような顔をしながらも咲は目を瞑った あんなにぐずぐずだったくせに、すぐに寝息をたてた咲 「ほんとばか…」 フッと笑いかけて頭を撫でる