今となっては、実は酒に弱かったとか、可愛い小物が好きだとか、そんなどうでもいい事ばかりで紀田を知る。 「俺は心配だよ、お前が…」 何か重たい物を背負って、いつか壊れてしまいそうで… 同期だからって心配し過ぎだろうか? ふと隣を見るもまだ彼女は気持ち良さそうに寝ている。 そして俺は今日も彼女を家に送った。