一瞬、突然どうしたのだろうかと思った。 あっ、そうか。と思うと同時に櫻井さんが口を開く。 「話、聞いてくれるんだろ?」 「そうですね。飲みに行きましょう。」 そう答えると、私も櫻井さんも早足で階段を降り、3階の企画部のオフィスまで戻った。