ハァ、ハァ、っ!

ダッシュで駅に向かおうとするけど、運動音痴な私にはなかなか速く進むことができない。

あれからもう10分もたっている。

急がなきゃ!

駅について電車を待っていると、運良く電車が来て、私は一番乗りに乗った。

それから30分、電車に揺られながら「はやく!はやく!」と心の中で願った。

電車が目的地に着き、プシューという音とともにドアが開いた。

私は一目散に出て、駅に置いておいた自転車に飛び乗った。

…が

ガコン ガコン

なぜか車輪が回らない。

「あ!!!」

おもわず大きな声が出てしまった。

か、鍵!鍵忘れてきた!

最悪だ…サイアクだ!

もう走るしかない!