「うわぁ〜、緊張してきた〜」 昼休みになると同時に、緊張感が増してきた。 「大丈夫だって〜!」 祐花が背中を叩いてくれる。 ラッピングされたいちごタルトを持って、 いざ向かおうとした時。 「えー、それ俺にはないのー?」 と、後ろから話しかけられる。 …佑斗だった。