デスアンサー・二校目

脳が警報を出している。急いで逃げろと。しかし足が動かない。動け体。

「どーしたの?逃げないと死んじゃうよ?」

片手に持ったおそらくカッターをひゅんひゅんと回し、ゆっくりと近づいてくる夕風。

「や…やめ…」

やっと体が言うことを聞き、俺はダッシュで逃げ出した。

あとにはただ一人残された夕風が、ぽそりと囁いた。

「逃がさないからね…」