「ほー、パンチ1発やっけ?」
「……………」
「ほななんで全員の顔アン○ンマンみたいになってんねん」
「……………」
「なぁ?ゆい」
「…えへ」
倒れていた隊員達はとっくに違う場所に運ばれた。
流石英寿さん、てきぱきと動く。
俺も隊員に立ち上がらせてもらいバイクに乗せて貰った。
そしてゆいさんは、
「お前また力加減せんかったなぁ?」
「違うねん、それは違うねん」
「ふーん?詳しく話してもらおか」
英寿さんに肩を組まれ。
完全に捕まっている。
普段英寿さんは笑わないのに笑顔。
そしてゆいさんはそんな英寿さんから徐々に逃げようとしてるけど…無理やな。
「蓮」
「は、はいっ!」
「お前見てたやろ?どやねん」
げ、俺にきた。
思わず俺の顔もひきつる。
どうしようなんて考えない。
答えは決まってる。
「そいつら元からアン○ンマンみたいな顔してました」
明らかな嘘。
でも、これでいい。
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