『えっ…先生?』

ゆめのは、今までに感じたこともない
心拍数を感じていた。


『俺と付き合ってくれ』



綺麗な星空の下、先生からの告白
ゆめのは、これは夢か夢なんだよね?
と、1人で考えていた。




『あの、先生?生徒と教師の交際は法律的にダメなんじゃ…?』


『あぁ、ダメだよ』
優しい瞳でゆめのを見つめてくる
櫻井晴人。



『からかってるんですか?』
目をそらしてゆめのがいう。


『俺の目をみて、からかっているように見えるか?』

スッと近寄ってくる先生に
ゆめのら顔が赤くなるのをヒリヒリと感じていた。





『み、見えません。』


『答えは今すぐじゃなくていい。』


『えっ?』


『けど……』



午前0時、沢山の流星の下
先生は私の唇にそっと唇を触れ合わせた
とても、優しくて落ち着くキスだった。
私の初めのキス。




『私も先生の事が好き…です。』