「けど、これでダブルデートできるね!」




そう笑う唯に、




「うん、ダブルデートしようね!」




と、笑顔で言ったけど……




よく考えたら今までもこの4人で遊んでたし……




今までと変わりないよね?





「じゃあ、さっそく夏祭りに行こうよ!」




と、唯が鞄の中から広告を出した。




地元の夏祭りは終わったし、どこのかな?




広告を見てみると、それは電車で1時間かかるところで……




「これ、終電なくならないかなぁ……」