翼をください





「翼…」




不安になって翼の服の袖を掴んだ。




「通り雨かもしれないし…あ!あそこで雨宿りしよっか。」




周りを見渡して偶然あった洞窟…ではないけど、岩の間にスペースがあるところを指して。




不安にさせないように、優しく言ってくれた。




「うん。」




私たちは、滑らないように気を付けて歩く。





気を付けてたんだけど…




「きゃっ!」