翼をください






空を見上げて数分。




星はただ光るだけで流れない。




「柚はさ、今流れ星が流れたら何て願う?」




前はこのまま幸せが続けば良いって…




もし何回も流れ星が見れるなら…




「唯と怜がうまくいきますように…かな。」




一番最初に浮かんできたことだった。




「そうだよな!けどお互いになかな気付きそうもない感じだな。」




確かに…




だって何も変わらないもん。




昔からずっと一緒にいるけど、いつも通りの日が当たり前のように続くだけ。




それが幸せなのかもしれないけど。