翼をください





それから他愛もない話をしながら木の枝を拾って戻ると…




「あれ…?」




テントとかの用意はできてるようだけど…




2人がいない…?




「どこに行ったのかな?」




周りを見渡してもいない。




「柚、こっち。」




翼が私を静かに呼ぶ。




テントの中を見ると…




「あ…」




2人は仲良さそうに寝ていた。




翼と顔を見合わせて笑う。




「こっそり写真、撮っちゃおうか。」




私たちはこっそり写真を撮った。





気持ち良さそうに寝ている2人はまだ夢の中。