翼をください





それから暗くなるまでみんなでしゃべって、花火をした。




「なんだか懐かしいね!」




まるであの時に戻ったみたい。




けど、あの時よりも幸せを感じる。




「っていうかさ、柚たちは良いよね」




いきなりそんなことを言い出す唯に首を傾げた。




「外でもキスしちゃうなんて、青春だよね~」




「え!?」




顔が真っ赤になる私。




「さっきも、見ちゃった!」




「まさか翼が外でキスするとはなぁ」




怜がニヤッと翼を見る。