翼をください





けど……




きっと来てくれる。




そう信じてる。




そう信じずにはいられなかった。




翼はきっと……




ううん、翼は絶対に来る。




そう思って、立って待とうとした時、





「柚!」





ずっと待っていた、愛しい人の声が聞こえた。




「翼……!」




「……いつもの西口かと思ったらいないし。何口にいるのかちゃんと言えよ」




北口にいる私。




来てくれた……




探してくれたんだ……