翼をください






翌日、3人でお弁当を食べている時、私は言った。




「ねぇ、翼と話したい……」




そう言った瞬間、2人の動きが止まった。




「俺は反対」




そう口を開いた怜に、




「なんで!?なんでそんなこと言うの!?」




と、つい大きな声で言ってしまった。




「じゃあ、なんでしゃべりたいんだよ」




「好きだからだよ!」




そう言った時、私は、あっ、と口を押さえた。




それは、思ってても口にすることがなかった言葉。