翼をください






あれからどうやって家に帰ったかなんて覚えていないけど、気が付けば部屋のベッドの上だった。




カーテンから溢れた太陽の光。




それは今の私には眩しすぎるよ……




重たい身体を起こして、鏡で自分の顔を見ると、見事に腫れていた。




酷い顔……




私はキッチンに行って冷蔵庫から氷を取って、それをビニール袋に入れて、目元を冷した。




そして、またベッドに戻ってしばらくすると、コンコンとドアをノックする音が聞こえた。