「柚、柚!転校生来るって!!」 雲ひとつもない5月、親友の唯が目を輝かせながら私のところまで来た。 「こんな時期に珍しいねー」 「珍しいとかじゃなくて!格好良い男の子だったらいいなぁ!」 そんな私たちのやり取りを見て、 「唯は男に目がないもんな」 と、怜がやってきた。 「怜には関係ないー!」 いつもの3人でいる時間が楽しくて好き。 毎日が本当に楽しいの!