「おい、あの4番ヤベーな!!…って翔?」



大地の声なんかもう聞こえない。


あの4番しか目に入らない。


耳からはもう何も聞こえない。




全てのプレーを余さず目に焼き付けるように


俺は全神経をコートに集中させた。