マカロンに理由なんてあるのかしら?
そう思いながら、私は袋に包まれているマカロンを見つめた。
マカロンの色はピンク色で、ラズベリー味なんだと私は思った。
でも何の変哲もない、丸い形のマカロンである。
ハートや星のような変わった形をしている訳ではない。
マカロンを見つめている私に、
「この間矢萩さんに貸したあの映画に、マカロンが出てくるシーンがあるんです。
主人公が血の繋がらない娘にマカロンをプレゼントするんです」
玉置常務が言った。
「えっ、そうなんですか?」
そう返事をした瞬間、私はしまったと心の中で思った。
映画を見ていないことを自白したのも当然である。
「やっぱり、見ていないと思いましたよ」
そう言った玉置常務に、
「すみません…」
私は謝った。
そう思いながら、私は袋に包まれているマカロンを見つめた。
マカロンの色はピンク色で、ラズベリー味なんだと私は思った。
でも何の変哲もない、丸い形のマカロンである。
ハートや星のような変わった形をしている訳ではない。
マカロンを見つめている私に、
「この間矢萩さんに貸したあの映画に、マカロンが出てくるシーンがあるんです。
主人公が血の繋がらない娘にマカロンをプレゼントするんです」
玉置常務が言った。
「えっ、そうなんですか?」
そう返事をした瞬間、私はしまったと心の中で思った。
映画を見ていないことを自白したのも当然である。
「やっぱり、見ていないと思いましたよ」
そう言った玉置常務に、
「すみません…」
私は謝った。



