Bloody・Alice

そう言えばゆらゆらと瞳をゆらした2人が顔を上げた。

『 私が弱いから。だから2人は悪くない。まだまだね。もっと強くならなきゃいけないわ。』

ふと窓を見る。

真っ暗な夜空に星がいくつか浮かんでいる。

真っ暗な空。

ぼーっと空を見上げてれば

「アリスは僕が守るから。だから、弱いとこもっと見せて。」

ソラがぎゅっと抱きついてきた。

あぁ。

ほんとにこの子は優しい。

声が震えていて、そのふわふわな髪を撫でた。

『 ありがとう。ほんとにソラは優しいね。それに、、、』

そう言って俯いてるアオの腕を引っ張って片手で抱きしめる。

肩がビクッとしたのが分かったがおかまいなしに話す。

『 アオだって優しい。2人ともほんとに優しくていい子。』

2人が頭をのせてる私の両肩が少し濡れた気がした。

『 私は2人を置いていかないわ。』