朝日が照らす廊下を歩き1つのドアをノックする。

はいはーい。という呑気な声が聞こえてきたのを確認してドアを開けた。

『シャーロット。これ、昨日の報告書だけど。 』


「おはよー。アリス。ありがと。てか、昨日のあれなによ〜。」

昨日のあれとは、、、

『 あぁ。あの男どものこと?』

「そう!もう広まってるよー。まぁ、報告書見る限りあの男どもがなんかしちゃったぽいけど。」

そう言って報告書をひらひらさせながら言った。

『そうよ。仕事が終わって帰ろうとしたらしつこく絡んできて、、。そん時機嫌悪かったしつい手がでちゃったのよね。』

「もう!まぁ、仕事は無事成功したんでしょ?」

「もちろん。これ。中にデータが入ってるわ。」

そう言って渡したのは、USB。

今回の仕事は、1日潜入して情報をもらってくるというなんとも楽な仕事だった。