黒歴史と四人の王子様




 物語の世界の王子様がぽつりとつぶやきました。



「もう、きっと、神様に嫌われてしまった」



 あたしたちは悲しみました。



 そして、決心しました。



 あたしたちは、神様をこの世界に戻すことにしました。



 恋を知った神様ならば、きっと素敵な小説を書いて下さるでしょう。



 神様を、この世界に戻す方法──それは、王子様だけが知っています。