物語の世界の王子様がぽつりとつぶやきました。 「もう、きっと、神様に嫌われてしまった」 あたしたちは悲しみました。 そして、決心しました。 あたしたちは、神様をこの世界に戻すことにしました。 恋を知った神様ならば、きっと素敵な小説を書いて下さるでしょう。 神様を、この世界に戻す方法──それは、王子様だけが知っています。