黒歴史と四人の王子様




うう。



詰んでる……。



あたしの小説……詰んでる……。



きっと、このまま帰れなくて……。



こんな世界に閉じ込められて死ぬんだ……。



「ちょ、れ、恋!?」




間宮くんには永遠にあえなくて……。



告白の返事なんて……夢のまた夢で……。



そ、そんなの……。




絶対に! イヤーー!!




キーンコーンカーンコーン……



チャイムの音が鳴る。



結局今日も一文字もかけないまま、自習の時間は終わってしまった。



「……あー、次、体育だけど。女子更衣室いってきたら……?」



不知くんが少し気まずそうに言った。



「……うん」



とりあえず、生きよう……。



なんか、頑張ったら、なんとかなるかもしれない。



うん。