ブーーーー
ブザーの音が鳴って、庭のセットがバタンバタンと書割のように倒れ、現れたのはまた廊下。
あたしは血まみれの床から起き上がった。
「由麻さん、お疲れ様です」
白馬がさっきあたしを切りつけた由麻に白いタオルを渡す。
「は〜い。ありがとね。恋ちゃんおかえり〜次の更新楽しみにしてるね〜」
ツインテールの女の子があたしの頭を撫でた。
宛川 由麻(アテガワ ユマ)。
恋(コイ)の親友。
でも本当は、恋の好きな白馬のことが好きな女の子。
「それで、恋。
さっきみたいに『上映』すると、小説の内容を僕達が演じることができます。
コイは今いないので、さっきみたいに恋にコイの代役をしてもらいます」
「あのさ……」
「はい?」
「あたしさっき、切られたよね!? チェンソーで!」
そう。あたしはさっき切られていた。
チェンソーで。真っ二つに。
「まあ。でも、小説の中なので……今はくっついてるでしょう?」
たしかに、今は体がくっついてる。
なにこれ、おかしくない!?
「地の文が出た時、ナレーションが頭に響いてうるさい! 体は勝手に動くし! 口も勝手に動くし! てか由麻何語喋ってんの!? あの怪我、人工呼吸でどうにかなるもの!?」
「我慢しなさい。最後の2つはあなたのせいでしょう」
ブザーの音が鳴って、庭のセットがバタンバタンと書割のように倒れ、現れたのはまた廊下。
あたしは血まみれの床から起き上がった。
「由麻さん、お疲れ様です」
白馬がさっきあたしを切りつけた由麻に白いタオルを渡す。
「は〜い。ありがとね。恋ちゃんおかえり〜次の更新楽しみにしてるね〜」
ツインテールの女の子があたしの頭を撫でた。
宛川 由麻(アテガワ ユマ)。
恋(コイ)の親友。
でも本当は、恋の好きな白馬のことが好きな女の子。
「それで、恋。
さっきみたいに『上映』すると、小説の内容を僕達が演じることができます。
コイは今いないので、さっきみたいに恋にコイの代役をしてもらいます」
「あのさ……」
「はい?」
「あたしさっき、切られたよね!? チェンソーで!」
そう。あたしはさっき切られていた。
チェンソーで。真っ二つに。
「まあ。でも、小説の中なので……今はくっついてるでしょう?」
たしかに、今は体がくっついてる。
なにこれ、おかしくない!?
「地の文が出た時、ナレーションが頭に響いてうるさい! 体は勝手に動くし! 口も勝手に動くし! てか由麻何語喋ってんの!? あの怪我、人工呼吸でどうにかなるもの!?」
「我慢しなさい。最後の2つはあなたのせいでしょう」
