和紗にはばれてたんだな…


彼女はそんな俺をずっと好きでいてくれて


ひどいことをしているなんてわかってる


でも、


美桜に自分の気持ちを大切にすることを教えてもらったから


俺は自信をもてた


「和紗、傷つけてごめん

こんな俺を好きでいてくれてありがとう

和紗幸せになって」


精いっぱいの感謝を込めて俺はカフェを後にした