月と太陽Ⅰ

「美月様、着替えを持って参りんした。」

『満、ありがとう……って、え?こんな……派手なドレスを着るの?』


だって、すっごく明るい水色のドレス……


「美月様と同じ瞳の色ですよ?」

『だって、朔……これ……。』


プリンセスラインのドレス……
ベアトップで、オーバースカート……

それに、水色や青の薔薇がバラバラに付いてる……。


「これ?」

『これ……こんな派手で……私には似合わないわ。』

「そんなことありんせん!美月様の綺麗な水色の目と、絶対よく似合っておりんしょう!」


そんな事言われても……。