月と太陽Ⅰ

―我が子、美月よ 我を呼んだな?―


澄み渡るような美しい声……

これが……ルナ……。


『はい…そうです。』


―美月、我が神の力を授けよう。その力で、我の子達を…民を守れ―


『はい!』


その瞬間、今度は私の体も輝き出した!

あついっ……体中に、力が入ってくるっ……

あつい、あついっ!


「美月様!」

「美月様!美月様!」


あぁ……意識が遠のいていく……