月と太陽Ⅰ

「あと、5秒……3、2、1、0!」


よし!


『月の光 降り注がん木の下で 我は待つ
月に住まう 我らの母 ルナよ
我が名は 美月 我が元へ
降り立ちたまえ!』


言えた……これで…………来るっ!


言い終わった瞬間、御神木が輝き出した。


な、にっ!?

神が……ルナが来たのっ!?