月と太陽Ⅰ

つ、いた?


「なぜでありんしょうか……とっても、懐かしい気が……。」

「満、私もよ……。」


―久しぶりね?美月様―


『ウンディーネ!』

「ウンディーネ……水の精霊…。」

『そうよ、満。四大精霊は知ってるよね?火の精霊 サラマンダー、水の精霊 ウンディーネ、風の精霊 シルフ、地の精霊 ノーム。』

「はい、もちろん知っておりんす。」

『私はね、ウンディーネとシルフに育てられたのよ。』

「そうなのですか……では、美月様は、水と風が得意なのですね。」

『え?なにそれ?どういうこと?』