着いた。


「わぁぁーー!池だぁ!大きいー!」

『さ、まどか。手を繋いで?』

「手?うん!」

『絶対に離しちゃダメよ?』

「うん!」

『朔は?手を繋ぎましょ?』

「いえ、私は……ここで見ています。」

『そう……わかったわ。ルナ、水の上を歩かせて。』

「え?わっ、体が軽い!」

『まどか、大丈夫。さぁ、歩きましょう、一緒に。水の上を。』


ゆっくりと池の方に向かって歩きだす。


『大丈夫、怖がらないで。』


池の上にきた!

ゆっくりと、恐る恐る歩いていく。