月と太陽Ⅰ

『晴さん……沙夜、って言ったら……わかる?』

「さ、よ?沙夜って、やっぱり、あんたは!?」

「そなた!」

『朔……いいの。…晴さん、久しぶり。あの時は……助けてくれて、ありがとう。』

「ふんっ!月凜国のヤツだったんかい……。」

『どうして……こんなことを?』

「それを聞いてどうするんだい?」

『いいから!答えて!』

「っ!……あたしには、大切な人がいた。なのに!あの戦いで月凜国の王宮に捕らわれて!死んだんだ!」

「王宮で、人質なんて、とってない!デタラメを言うでない!」

『朔……。』

「デタラメなもんか!あの子は……大地は!死んでしまった……。」


だいち?