月と太陽Ⅰ

「ふんっ!小娘1人で、兵士達を止める気かい?」

『なら、よく見ておいて。ルナ!力を抜かせて!』


「なんだっ……足に力が……。」
「どういうことだ!?」


「な、何なんだい!?一体、何をしたんだい!?」

『彼らに力を抜いてもらったの。強制的にね?』


あっ……胸が……苦しい……!

髪の色が戻る!


「そ、その髪の色……まさか!」

『気づいた?私が誰なのか?』

「そんなこと、あるわけない!まさか、女王な訳がない!」

「黙れ!無礼者!この方は月凜国女王!」


「女王!?」
「新しい女王!?」
「ワシらの……女王様じゃ!」


「そんな、はず……。」

『晴…さん。私を……覚えている?』

「美月様!?」

「何をおっしゃって……。」