オレンジ色の髪にオレンジ色の目……。

なんだろう、この違和感……。


「ん?こちらは?」

「あ?なんでもない。帰るぞ。」

「はい。」

「じゃーな。気をつけて帰れよ。」


そう私に言うと、陽とその男性は竜巻に包まれた。

なんか……あっという間だったな……。

私も……帰らないとね……。
少しは決心がついたから……帰ろう。

もう、こっちに来てから半年……陽元国には3ヶ月もいたんだ……。

帰らなきゃ…。