月と太陽Ⅰ

そしてその人差し指を、そのまま、壁に触れる。
皆が、見れるように。

そこに映り始めたのは……。



"なぁ、お前らも不満なんだろ?"

”別に、不満ってわけじゃ……。”

"本当にそうか?前女王陛下、沙夜様を消した、陽元国を許せるのか?"

”それは……許せないが……。”

”許せないからって、俺達にはどうする事もできないだろ?”

"できるさ!戦争を起こすんだよ!"

”できるって……おいおい、頭大丈夫か?”

”俺達みたいな一兵士が、そんな事できるわけないだろ。”