月と太陽Ⅰ

これから先、どうしよう……。


『……ねぇ、何人か、絶対に信頼できる兵士達、いる?』

「数人ほどいますが……。」

『その人達を、内密に私の部屋に連れてきて。』

「……わかりました。」

『…何も………聞かないのね……。』

「美月様を、信じております。」

『…ふふっ、なら、期待に添えるよう、頑張らないとね?』

「はい、では、今夜美月様のお部屋に内密に行くよう、命じておきます。」