月と太陽Ⅰ

『そ、そう?望の気のせいじゃない?きっと、疲れてるのよ。ほら、少し休んで!』

「美月様…………。」


うっ…そんな、呆れた目で見ないでよ……。


「……わかりました。今回は騙されてあげましょう。」


バ、バレてる……。

ま、いっか。


「まぁ、とにかく、ほとんど振り出しに戻った訳ですね。」

『そうだね…。』