『望。』
「美月様……どうかなされましたか?」
『国境沿いに陽元国の民は、誰1人近づかなかった。』
「そうですか……ということは、やはり、月凜国の民の仕業ですね。」
『気づいていたの?』
「なんとなく、ですが。それより美月様、1つ気にかかる事があるのですが……。」
『ん?』
「先程の美月様のお言葉は、まるで御自身で見てきたような感じがしたのですが……違いますよね?」
あっ……誰1人近づかなかった……って、言っちゃった……。
どうしよ……。
暑くもないのに、汗が出てくる……
これが、冷や汗…………って、そんな事考えてる場合じゃない!
「美月様……どうかなされましたか?」
『国境沿いに陽元国の民は、誰1人近づかなかった。』
「そうですか……ということは、やはり、月凜国の民の仕業ですね。」
『気づいていたの?』
「なんとなく、ですが。それより美月様、1つ気にかかる事があるのですが……。」
『ん?』
「先程の美月様のお言葉は、まるで御自身で見てきたような感じがしたのですが……違いますよね?」
あっ……誰1人近づかなかった……って、言っちゃった……。
どうしよ……。
暑くもないのに、汗が出てくる……
これが、冷や汗…………って、そんな事考えてる場合じゃない!



