月と太陽Ⅰ

『もうっ、朔!』

「ふふふっ、すみません。」

『…それで?用件は?』


私がそう聞くと、朔は真面目な顔になった。


「袋叩きにあった兵士達は、後ろから襲われた為、誰の仕業か、わからないようです。」

『そう…………もう、夜ね。月凜国の民の、時間だわ。』

「そうですね。」


そう、夜は月凜国の民の時間。
逆に昼は陽元国の民の時間。