月と太陽Ⅰ

―パシッ!―



腕を取られた!
誰!?


「美月様、なりません!」


小声で話す朔。


『何?何があったの?』


「出てこい!女王!来ないなら、殺すぞ!」


誰!?
私が目当て!?


朔の手を振り払う。


「いけません!」

『目当てが私なら、私が行かないと!民を傷つける訳にはいかない!』