オレ、教師。キミ、生徒。

「舘野?」

モジモジと、頬をピンク色に染めている。

咲いている桜と同じだ、なんて思ってしまった。

「……私、この後のクラスの送別会、行けないって言ってあるんです」

「……え?」

「だから……」

「わっ!」

舘野が俺の腕をグイッ!と引っ張って、耳に顔を寄せる。

「手、出しても良いんですよ……?」

そう耳打ちされ、今度は俺の頬が桜色に染まったのは、言うまでもない。



       ━End━