目が覚めると部屋の中は真っ暗だった。
「ん~…今何時」
目をこすりながら携帯を開く。
午前1時。
もうみんな寝てるか…その前に待ってるわっけないものね…
イライラしてきたのでお風呂に入り部屋に戻って筆箱をあさった。
出したのはカッターだ。
カチカチと音を出した刃に手首を沿わせ一気に引く。だんだん血が滲みあふれ出す。
4回繰り返す地すっきりするので4回でやめる。
あふれる血を見をみて涙をこぼす。
私が秘密にしていることだ。
床にこぼしてしまいカーッペトが血を吸収する。
もう慌てない。何度目かわからない数の手首の傷に誰一人きずかない。
イライラするので睡眠薬を飲み、また眠りについた。